龍雲寺周辺の島根県浜田市三隅町の観光案内を致します。

◎大麻山神社

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大麻山(599m)の山頂附近に鎮座。
中世以降修験道が盛んとなり、藏王権現・熊野権現・走湯権現・山王権現・白山権現の五権現を祀つていた。
神社の参道沿いにはあじさいが並び、境内には立派なイチョウやヒノキの樹がある。
神社の庭園は過去に当地を訪れた庭園研究家が「江戸時代初期を代表する枯山水庭園」と高く評価した場所で、巨石の石組みとその周囲に植えられたつつじとさつきの花が見事。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町室谷109
交通:JR折居駅からタクシーで10分

◎三隅大平桜

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推定樹齢約660年、ヒガンザクラとヤマザクラの両方の性格を併せ持った貴重な品種「ミスミオオビラザクラ」は、国の天然記念物に指定されています。
毎年4月には、大平桜まつりも開催され、県内外から多くの人が訪れます。
この桜は、所有者である大平富太郎氏の祖先が、馬をつなぐために植えたと伝えられています。
所有者の屋号が「大平」、また木の所在地の字名も「大平」というので、「三隅大平桜(ミスミオオビラザクラ)」と名付けられました。
品種は「大平桜」(学名 Prunus Ohiraensis Miyoshi)として分類され、若芽は帯黄色で彼岸桜、枝葉の形状は山桜と、両方の性格を併せ持った大変貴重な品種です。花は白色で、満開の時には、その枝張りの雄大さから、あたかも雪の小山を見るような景観を呈します。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町矢原
交通:山陰本線三保三隅駅からタクシーで30分

◎三隅公園

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三隅神社の境内に隣接して作られた中国地方屈指のツツジの名所である三隅公園には、 平戸ツツジや久留米ツツジなどあわせておよそ5万本が植えており、4月下旬から5月中旬までの開花時期には、多くの観光客で賑わいツツジ祭りも行われます。
他にも公園内には、サクラ・カエデなども植えられており、四季を通じて季節の花木を楽しむ事が出来ます。公園内には、三隅町歴史民俗資料館もあります。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町矢原
交通:山陰本線三保三隅駅からバス6分(三隅下車)

◎三隅梅林公園

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昭和47年(1972)町民の寄贈によって三隅公園の上の山2haを切り開き、ウメが植樹された。豊後300本、青軸286本、鴬宿200本をはじめ7種類のウメの木1,018本が植樹され、紅、桃、白の花々が早春に楽しめる。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町矢原
交通:山陰本線三保三隅駅からバス6分(三隅下車)

◎石正美術館

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平城宮朱雀門や薬師寺伽藍復原などを設計された京都大学名誉教授金多潔氏が設計した、流行にとらわれない自然との融合をめざした美術館です。
平成9(1997)年、当地出身の日本画家・石本正氏はふるさとへの作品の寄贈を申し出ました。これを受けた三隅町(現在の浜田市三隅町)は、「流行にとらわれない、こじんまりとした美しい建物。山々に取り囲まれた自然を活かし、日本の古い寺院建築、ヨーロッパの中世教会などを活かした親しみのある美術館であって欲しい」という氏の強い思いを具体化した美術館を建設されました。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町古市場589
交通:山陰本線三保三隅駅からタクシーで3分

◎石州和紙会館

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ユネスコ無形文化遺産として知られる『石州半紙』や伝統的工芸品『石州和紙』の技術伝承を目的とした施設です。
※石州=セキシュウ、現在の島根県西部の地方を表す。
石州半紙とは、石州浜田・津和野両藩ですかれた半紙の総称です。
各種和紙製品の展示、購入、石州和紙漉きの体験などができます。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町古市場
交通:山陰本線三保三隅駅からタクシーで5分

◎室谷棚田

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大麻山の中腹に広がる三隅町室谷地区と諸谷地区には、昭和51年(1976)に4520枚もの我が国最大規模の棚田が広がっていました。
しかし耕地放棄や水害後の整備によって、田の数は減りましたが現在も数千以上もある我が国屈指の棚田として有名です。

・アクセス
所在地:浜田市三隅町室谷ほか
交通:山陰本線三保三隅駅からタクシーで15分