龍雲寺について

龍雲寺は曹洞宗、山号は海藏山、本尊は釈迦如来。
1382年、三隅城城主 三隅信兼が無端祖環禅師を招いて開山し、三隅家代々の菩提寺として益田市内に創建したことから始まり、1441年に現在の場所に移ったと伝えられています。
龍雲寺の名に含まれる龍は、佛法を守護する八神(八部衆)の一つで、佛法を大衆に説く場所である本堂の天井には、江戸幕府絵師・木挽町狩野派7代目 狩野法眼惟信が描いた「八方睨の一疋大龍」が睨みを利かせています。

龍雲寺鳥瞰図
厳島神社縁起について
宝物について

 

住職 野原 眞承 Shinjo Nohara

1969年 岐阜県岐阜市生まれ
1988年 関商工髙卒業(岐阜県関市)
1988年 トヨタ自動車入社(愛知県豊田市)
1995年 阪神淡路大震災 支援活動に参加
1995年 退社後、カンボジア支援活動に従事
(地雷撤去・農地開発)
1996年 イスラエル等中東諸国巡礼
1998年 出家を志願し永平寺へ上山
1999年 宝慶寺五十五世 田中真海老師の下得度
2011年 駒澤大学仏教学部禅学科卒業
2013年 米国Shao Shan Templeにて参禅指導
2014年 龍雲寺四十四世住職に就任

平成10年、無一文で寝袋一つを持って永平寺へ上山し、出家を志願。

佛門に入り、15年程雲水修行行脚を経て龍雲寺の住職に就任。

現在、お寺を通して御縁を頂く方々と共に佛道修行に励む。

※取材記事 ↓  会社員から出家、そして、住職就任

禅グラフ139号取材記事より転載

禅グラフ140号取材記事より転載