只管打坐(大安心)への道

調身     調息     調心

身体を調え  呼吸を調え  心を調える

「大安心」への道は既にある

問題はその「縁」を求めるか否か

「求めない」という力を以て求め

「後ろへ下がろう」という力を以て前へ進む

「堕落しよう」という力を以て働く

摩訶不思議

その「妙力」如何

何処より来たれり哉

それ誰のものぞ

嗚呼、有難し有難し

この生死は、すなわち佛のおんいのちなり、これをいといすてんとすれば、すなわち佛のおんいのちをうしなわんとするなり。これにとどまりて、生死に著すれば、これも佛のいのちをうしなうなり。佛のありさまをとどむるなり。いとうことなく、したうことなき、このときはじめて、佛のこころにいる。ただし心をもてはかることなかれ、ことばをもていふことなかれ。ただわが身をも心をも、はなちわすれて、佛のいえになげいれて、佛のかたよりおこなわれて、これにしたがいもてゆくとき、ちからをもいれず、心をもついやさずして、生死をはなれ佛となる。

正法眼蔵 生死之巻  道元禅師