龍雲寺住職就任七年目
今日まで本当に多くの方々に御法縁を頂き支えられ
共に世界平和をお祈りさせて頂きながら
「平和の鐘」を響かせて、坐禅勤行の道を楽しく有難く歩ませて頂きました。
心より感謝申し上げます。
本年は、コロナウイルスによって
日本、アジアのみならず世界中が混乱をきたし
未だに収束の兆しはありません。
しかし、こうした時だからこそ
かえって気付けることや、真剣に深められることもあるはずです。
お寺で勤行させて頂く私達自身も
自己を反省し観詰める大切な時と感じております。
この度、「平和の鐘」の登り口の正面に、
十一面観世音菩薩様を御迎えさせて頂くこととなりました。
土台となる本体は約3m、観音様は約2.5mです。
六月初旬から工事着工し、七月には完成予定です。
願わくは、私達龍雲寺山内の者はもとより
国内外から参禅や参拝を通してお参り頂き
尊い御法縁を結んで頂く多くの皆様と
より一層純粋に力強く
世界人類の平和と、生きとし生ける一切の存在の平安を祈らせて頂く
観音様、祈りの場となりますことを切に願うばかりです。
こうした世界的危機の中にあっても
常に働き、支え続けてくださる
神仏の深遠なる
御神愛、大慈悲
完全圓満なる
御経綸に沿って
地球と人類のカルマが成就し
地球と人類に
平和な未来が開けますように…合掌